事件は、ある朝突然に!
朝倉家の子犬たちは、ごはんをもらって大よろこび!
ところが、子犬用の食器皿のまん中に、とつぜん大きなあながポッカリあいた。
それはなんと、未知のワールドに通じるワープ・ホールだったのだ!
深く暗いあなに落ちていく自分のエサをおっかけて、子犬がつぎつぎワープしていく。
「子犬たちをたすけなきゃ!」
南のことばにさそわれて、達也・和也は南とワープ・ホールに身をしずめた。
そして・・・・・・、南たちが見た風景は、
「なぁーんだ、ここは『南風』の前じゃない」と思えたのだが・・・・・・!?
不思議ワールドに住むセイントとは・・・・・・?
「南風」に入ってみると、カウンターに犬によく似た動物がすわっていた。
名前は「セイント族」。この不思議ワールドの住人らしい。
「あぶないから、いい物をあげよう」
そう言って、「南風」のセイントは、達也・和也に野球のボールを渡してくれた。
セイントは、きっと子犬のいる場所を知っているにちがいない・・・・・・、そう考えた3人は、話をきかせてくれるセイントを探そうと、「南風」を出発した。
このマップ、いったいどこまで続くんだ!
「南風」から北にいくと、アメリカ風の異人町からアパートの横をぬけて川に出る。
橋を渡れば、その先に、深く謎めいた森が広がっている。
「南風」の南には、住宅街や商店街、そしてオフィス・ビルがならんでいる。
そのさらに南方には、倉庫街があって、港に出たところで南が言った。
「どこかのセイントが、南にお寺の町があるって言ってたけど・・・・・・。」
この先に、果たして「お寺の町」があるのだろうか?セイントの言葉を信じるしかないのだが・・・・・・。
冬の森で、子犬は化石になっていた!
森を北へ北へと進むと、こごえそうな冬の森がまちうけていた。
冬の森のどうくつに、子犬が一匹、身動きとれずにとらわれている。
「夏の森にいたセイントが、化石になった者を生き返らせる方法を教えてくれたじゃない!」
セイントの言葉を思い出そう。それにキミの想像力をチョッピリ加えれば、きっと子犬は助け出せる。
不思議ストリートを動き回る、生命をもったオモチャたち。
- 「ガドー」
- 「ストリートゴースト」
- 「メッティ」
- 「アカコプター」
- 「ストリートロボ」
- 「ショコラ」
- 「ハラジュク」
- 「ガドーJr」
- 「フォッカー」
- 「ゾイル」
過激二人プレイは、こうやれ!
コントローラー2をともだちに渡し、コントローラー1をキミが持て。
南は、まず、キミが操作する達也についてくる。
「しかし・・・・・・。ナゼだ・・・・・・?」
うっかりノンビリしていると、いつのまにか南は和也の後を追い始める。
和也にボールをぶつけても、南の気持ちは変えられない。
さあどうする?
南をキミがとりもどす、最大のヒントは「親指」にある。
このヒントの意味がわかるまで、たとえ子犬を全部救出しても、「南風」に帰ってはいけないぞ。
「南風」=エンディングにまちうける感動のフルグラフィックス・アニメーションで、キミは、南の左に立たされる。南を「キミ」が南風につれていかなけりゃ、最後のキスを受けられない。「南風」の目の前で、キミの「親指」に賭けてみろ!