バンダイの橋本名人と、子供ゲームクリエーターたちが協力してつくった、話題の2Mゲーム。闇の帝王サラマンダーの陰謀で恐竜にされてしまった橋本名人が、タイムカプセルに乗っていろんな時代で大冒険するぞ!
サラマンダー伝説
はるか遠い昔、時を越え全時代を制圧し、我がものにしようとした怪物がいた。その名を「サラマンダー」といい、彼は自らを時空大帝と名のり、あらゆる生物を
恐竜化する魔法を持っていた。一度その魔法にかかると「サラマンダー」の死以外に、この魔法を解くことはできないという。
ハシモトザウルス誕生
2001年の地球。歴史学者であり、優れた科学者でもある名人「ハシモト」は、図書館で古い文献を見つけた。
「サラマンダー伝説」と記されたこの文献は途中の数ページがなくなっていた。好奇心の強い名人「ハシモト」が、この恐ろしい怪物の伝説と、そのなくなってしまっている数ページに記されていたであろう内容に興味を持たないはずはなく、あらゆる文献を集め研究をはじめた。
そんなある日、名人「ハシモト」が研究の手を止めて広場を散歩していると、あの怪物「サラマンダー」が突如現われ名人「ハシモト」にあの魔法をかけたのだ。しかし、名人「ハシモト」の強い精神力のため、姿は
恐竜化したが心は正義として残り「サラマンダー」の支配をまぬがれた。名人「ハシモト」は「ハシモトザウルス(ポケットザウルス・PZ)」(強い正義感と勇気を持った恐竜)となり、得意のブーメランを持って、タイムカプセル(自作のタイムマシン)に乗り「サラマンダー」を追ったのだった。
はたして、名人「ハシモト」こと「ハシモトザウルス」は恐怖の「時空大帝サラマンダー」を倒し、この魔法を解き、もとの姿に戻ることができるのだろうか?「サラマンダー伝説」で欠落してしまった数ページにはいったい何が記されていたのだろうか?
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