俺が生き残る為なら相棒でも倒す。
秘密結社が世界征服を狙っているという情報が入った。事故を装い侵入しようとした特殊部隊の飛行機は本当に墜落してしまう。ラルフ達はもう戦う以外道は無いのだ。
仲間の遺体を弔う間もなく銃声が響いた。青い戦闘服を着た数人の兵士による発砲。戦争屋では無い様子だ。奴等の攻撃は続く。ポーカーフェイスを崩さないクラークにも疲れが見える。遂に銃のカートリッジも残り1本となった。
トーチカだ!!銃弾が補給できるかもしれない。残り少ない手投げ弾をトーチカの銃眼に投げ込む・・・・・・。予想通り補給品の山だった。しかし疲れは消えない。クラークが手招きする。戦車が2台。周囲に兵士達がいるが、どうにかなりそうだ。初めて見るナビゲーションだが、間もなくなれるだろう。
幾度かガソリンの補給をしながら、俺達の快進撃は続いた。この先、何が起ころうと怖くもない気がしたのだが・・・・・・。
この安心感にも終止符が打たれた。「湖だ!」とうとう戦車を降りる時が来た。降りると、またもや敵兵の出現。「Sit!!しつこい奴らめ。」俺も彼に同意だ。水中戦を切り抜けた我々は、小さな島を見つけた。やけに守りが固い。どうやら連中はヘリコプターを守っているのだ。ヘリを破壊し、島を過ぎ、陸が見えると同時に敵の攻撃が激しくなった。クラークが水中に沈んで、俺の足元に潜水兵が見えた。いいだろう、一休みすれば疲れもとれるさ。
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