ニューヨークの刑務所で、10年の刑期をすごしたひとりの男がいた。彼の名はエディ・ホーキンス。またの名はハドソンホーク。イキでおしゃれな世紀の「大怪盗」だ。
出所まもないある日、ハドソンホークは、国際的な陰謀団のリーダー、メイフラワー夫妻から命令された。
世界経済をぶちこわすような、黄金製造機を開発しているこの夫妻は、ハドソンホークにこう言ったのだ。
――「昔からの親友トミーの命とひきかえに、レオナルド・ダ・ビンチの値段がつけられないほど高価な作品をぬすむのだ!」――と。
ハドソンホークは決意した。
ガードは厳重だろうが、オレならなんとかなるさ。夫妻のお望み通り盗んでやろうじゃないか。友人を救うためだ。
そして、なんとかメイフラワー夫妻の弱点をにぎって、陰謀団の悪だくみをつぶしてやる!!とも・・・・・・。
怪盗ハドソンホークも、いまや正義の見方。なんと今、世界を救うために立ちあがったのである!!
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